広がる国際交流の輪 世界中に友達が出来る!
世界の217の国と地域で2,800万人のスカウトが活躍しています。
世界のさまざまな国の人々と友達になれるというのが、スカウト活動の魅力です。とにかく地球規模のワールドワイドな活動です。全世界でスカウトたちは活躍しています。現在、スイスのジュネーヴに本部を置く世界スカウト機構に正式加盟している160カ国を含む、217の国と地域、加盟登録人数は2800万人を超えています。もし世界地図をもってきてスカウト活動を行っている国に色を塗ると、ほとんど全ての陸地が塗りつぶされてしまいます。
もちろん日本のスカウトにも世界中のスカウトと友達になるチャンスがあります。4年に1度開かれる世界スカウトジャンボリーなど、全世界からスカウトの代表が集まるキャンプ大会や、外国のスカウトを日本に招くこともあります。名実ともにインターナショナルな活動です。2015年には日本で世界ジャンボリー(プログラムの一部が広島で開催!)が開催されます。
21世紀は国際化の時代といわれています。ボーイスカウト活動に参加し世界的視野で地球規模のプランを立ててみてはいかがでしょう。
健全な心が健康な体に宿る!
誠実・友情・礼儀・親切・快活・質素・勇敢・感謝
少年少女には、それぞれもって生まれた才能もあれば、成長するにつれて興味をもつようになった趣味やスポーツがもあります。一人ひとりが、個性豊かな、可能性を秘めています。成長にあわせ、個人を伸ばしながら、社会人として必要な資質をひとつずつ身につけさせるためには、「必ず身に付けるべき共通のもの」と「各人の得意な技能や趣味を伸ばすもの」があり、色々な活動を通じて努力していきます。
その活動のひとつ野外活動は、単なる戸外ではなくもっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図してます。大自然の中に身を置き、大自然の神秘に触れ、大自然の強大なパワーを感じたときこそ、新しい何かが芽生え育つチャンスです。
人を愛する心が、奉仕の心へ!
国際協力活動
ボーイスカウト運動は、世界的な組織があり、他の国々とも力を合わせながら活動を推し進めているグローバルな青少年団体です。こうした背景をもとに、(公益財団法人)ボーイスカウト日本連盟では、国際理解・国際協力プログラムを積極的に展開し、世界各国への支援活動を行っています。
とくに、国際協力については、それぞれの部門において各年代に応じたプログラム展開することにより、世界に向ける子どもたちの小さな芽が、将来大きく羽ばたく「地球市民」へと成長することが期待されています。
ボーイスカウトと環境教育
スカウトたちにとって森や川、海といった野外のフィールドは活動の舞台です。100年以上も前にスカウト活動が始まってから今日まで、スカウトたちは野山や、森林を訪ね、自然を友とし、自然と親しむ能力と心を学んできました。野外活動の中で、自然愛護の具体的な方法を身につけるという、こうしたスカウトの姿勢は地球環境の保全が叫ばれる今日、新たな角度から再評価されています。毎年、9月の敬老の日を「スカウトの日」と設定し、全国で「環境」をテーマを中心とした奉仕活動を展開しています。
世界中のボーイスカウトと心の交流を行います。
世界への拡がり
ボーイスカウト運動の目的・教育システムは世界共通です。名称も世界共通で、「ボーイスカウト」または「スカウト」と世界中で呼ばれています。人種・宗教・言語など、あらゆる違いを超えて、世界中の青少年の友愛を深めることを目指したスカウト活動が積極的に展開されています。
ジャンボリーをはじめとした各種大会
日本の大会の中で最も規模が大きいものは、4年に1度開催される日本ジャンボリーで、全国47都道府県から約2万人のスカウトが一堂に集い、野外を主な教育の場として、相互理解、国際親善をはかります。
また、日本ジャンボリーの合間を縫うように世界スカウトジャンボリーが開催されますが、2007年には、スカウト運動100周年を記念した「第21回世界スカウトジャンボリー」が4万人の参加者によりイギリスで開催され、日本からは1,500人以上が参加しました。2015年には第23回世界スカウトジャンボリーが開催されますが、な.ん.と.日本開催です。それも中国地方! 広島では大会の目玉「ピースプログラム」を開催します。
・2015年「第23回世界スカウトジャンボリー」山口県きらら浜(一部プログラム広島開催!!)
・2013年「アジア太平洋地域スカウトジャンボリー(第23回世界スカウトジャンボリー)プレ大会」
・2013年「第16回日本ジャンボリー」
と、同じ会場・プログラムで立て続けに開催されます。
世界スカウトジャンボリー日本開催を契機に、スカウトが国際理解と国際交流を促進するプログラムとして「ウエルカム・ザ・ワールド」プロジェクトが展開されています。